お正月はお節料理を食べて子供に意味を伝えよう^^
お正月の“おせち料理”煮物や黒豆、昆布巻き、なますはどうしても残る定番の料理ですね^^:
子どもの頃「おせちには、それぞれ意味があるのでひと通り食べなさい」ってよく言われたことを覚えています。でも子どもの舌には馴染まなくて苦手だったのも覚えています^^;
そもそも“おせち料理”は神様の供えものを大漁や豊作を願い、自然の恵みに感謝するために料理して食べた「節供料理」からきています。これが“おせち料理”の由来です^^
おせち料理はそれぞれの料理に意味がありますが、お重に入れることで“おせち料理”と呼ぶのです^^!
昔は四季のものを詰めたので四段の重箱だったのが今の主流は三段です^^
- 一の重・・・紅白のかまぼこ、栗きんとん、伊達巻、黒豆など
- 二の重・・・焼き物や酢の物などの酒の肴
- 三の重・・・日持ちする煮しめや煮物など
三の重の煮しめは懐かしい味で今でも覚えていますしおいしいですよね^^
煮しめの具^^意外に子どもに人気の昆布巻きといも類?意味は?
子供が好きなおせち料理NO1はエビですね^^そして栗きんとんや伊達巻などの甘いものかな?お節料理の中では地味な方ですがおふくろの味として記憶に残るのが煮しめだと思います^^是非、煮しめにチャレンジしてみてください\(^o^)/食べるときに意味も教えてあげてください^^
- 昆布巻き
昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている縁起物、「えびすめ」とも呼ばれ縁起がよいのです^^また「昆布」を「子生」と表し子孫繁栄の意味もあるようです^^
- 里いも
里いもは、親いもに子いもがたくさんつくことから子宝を願うと言われています^^
- レンコン
穴があいているレンコンは、先を見通せるようになれるという意味があります^^また、蓮は神様の絵にも描かれるほどの縁起物で花蓮根には花の後に実を結ぶようにとの意味もあるのです^^
他におせち料理に使われる具材の意味~すべて縁起物~
- 紅白のかまぼこ 赤色は魔除け白色は清浄・神聖
かまぼこは「日の出」を象徴するものとして、おせちに入るテッパン料理^^紅はめでたさ、白は神聖を表すのです^^
- 伊達巻 学問や習い事の成就
着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったようです。また、昔は大事な文書や絵は巻物にしていたので、おせち料理には巻いた料理が多いとも言われています^^
- 栗きんとん 金運
豊かさと勝負運を願って、黄金色に輝く財宝に例えて豊かな年を願う料理です^^日本中どこにでもある栗は「勝ち栗」と呼ばれる縁起ものです^^
- 黒豆 邪気払い無病息災
「元気に働けますように」まめは、健康を意味し「まめに働く」などの語呂合わせもあり、おせち料理には欠かせない料理です^^
- 田作り 豊作祈願
昔は五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたといいます。このことから名付けられたのが田作り^^かたくちいわしを使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴なんです^^
- 数の子 子宝や子孫繁栄
数の子は、ニシンの卵。ニシン⇒二親(にしん)と例えられ両親から多くの子どもが生まれるからめでたいと言われています^^
- えびの焼き物 長寿
「腰が曲がるまで長生きしますように」と腰の曲がったえびは長寿を祈る食べ物です。えびは、正月飾りにも活躍していますね^^
- たたきごぼう 安泰
細く長く幸せに土地にしっかり根をはれるようにという意味があります^^たたきごぼうは、別名「開きごぼう」ともいわれ運が開くとも言われます^^
- スルメ 祝い事を表す
当て字で「寿留女」結納の品として使用されたり、めでたい祝儀の膳に欠かせない品です^^恵比寿神を奉るときは、しめ縄が飾られスルメ・昆布・新巻鮭などを飾る習慣があるのです^^
- 鯛 祝い席の付き物
鯛は「めでたい」の語呂合わせから祝いの席に欠かせない魚です^^尾頭付きで頭を食べるとカシラになれると言われる縁起物です^^
最後に
おせち料理を手作りする家庭も最近は少なくなっているように思います^^;買う家庭が多くなっているのかデパートや通販の宣伝が目立ちますよね(゚o゚;;それでも、全くおせち料理が出ないよりはましかなとも思いますが^^;
幼い頃の記憶で、お正月の3日間はおせちとお雑煮とおしるこに凧あげを覚えています。あと元旦の日に外で買い物したりお金を使ったりしないことを教えられました^^;元旦にお金を使うとその年はお金がよく出る年になってしまうから・・・と言われました(´・_・`)
今は昔と比べお正月も変わったように思います。凧も見ないですし・・・何となく寂しい感じもします(;_;)子供の頃、親や大人から教えられたことを出来るだけ子供に伝えようと思うこのごろです(^o^)