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手足口病とヘルパンギーナの違い?大人と子供の症状~妊婦は危険~

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夏に流行るウイルス感染

ひまわり
手足口病もヘルパンギーナも大人だって感染します。症状に違いはあっても大人がかかると重症になるは同じ!

手足口病もヘルパンギーナもウイルスによる夏を代表する風邪です。どちらも初夏から流行りだし症状は口の中にできる水泡と熱です。

あとひとつ。有名なのがプール熱ですね^^;

手足口病は、水泡が口の中にできてから手と足に広がる特徴があるから分かり易いと思いがちですが、手足口病とヘルパンギーナはお医者さんでも判断が難しいそうです。

あくまで手や足に湿疹がでれば手足口病かもしれない。・・・ということになります。

あと判断の目安としては、

  • 見た目が酷い。でも元気で微熱程度→手足口病
  • 見た目は軽い。でも辛く高熱がでるヘルパンギーナ

と思っておくといいかもしれません。

しかし、これは子供の場合であって大人が感染するとどちらも高熱がでたりとかなり辛いんです!

ヘルパンギーナも手足口病も、コクサッキーウイルスなどのエンテロウイルス群が原因です。でも何で症状が違うんだろぅ???

手足口病とヘルパンギーナについて調べてみました。

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手足口病の主な症状

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その名のとおり、手と足に湿疹がでるのが特徴で、その年に流行するウイルスの種類で全身に湿疹が広がることもあります。

○子供の症状

熱がでないケースもあり、熱がでてもそれほど高くならずに3日も経てば下がります。

  • 口のなかの水泡
  • 37℃~38℃の熱がでる
  • 手と足に湿疹がでる

こんな感じです↓
手足口病

子供は、もともと体温が高いので熱がでても元気なので気付かず手や足の湿疹で始めて分かることもあるんだとか^^;

○大人の場合

大人の症状も基本同じですが、38℃を超える高熱がでる場合が多いそうです。

  • 口のなかの水泡
  • 38℃以上の熱がでる
  • ふしぶしの痛み
  • 強い寒気がある
  • 強いだるさがある
  • 手と足に湿疹がでる

なかなか熱が下がらずインフルエンザと思ってしまうくらい悪寒や強い関節の痛みに襲われだるさもハンパじゃありません!

○妊婦の場合

妊娠初期から中期のひとは、感染してもそれほど心配はないんですが、注意しなければいけないのは、出産直前のひと!

出産直前に手足口病の原因のひとつエンテロウイルスに感染すると新生児が感染してしまう可能性があります。

まぁかなり稀なケースですが、重症になって新生児が死亡する場合があるといわれています!

ヘルパンギーナの主な症状

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ヘルパンギーナの特徴はズバリ!のどの痛みです。口のなか全体に水泡ができ破けると口内炎になることもあります。

○子供の症状

夏に子供が高熱を出したら、まずはヘルパンギーナを疑いましょう!

高熱は3日ほど続き元気がなくなります。幼児の場合、のどの痛みからツバが飲み込めずよだれを垂らしたり吐いたりすることもあるので分かり易いと思います。

  • 口のなかの水泡
  • 38℃~40℃の高熱がでる
  • 水泡が破れた後の口内炎
  • 強いのどの奥の痛み
  • よだれや嘔吐
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 稀に急激な発熱に伴う熱性痙攣

こんな感じです↓
ヘルパンギーナ

○大人の症状

大人の症状は、かなり強くあらわれます。しかも、苦しいのが口のなかの水泡が破れ口中が口内炎だらけになったときです!

かなり痛いので覚悟が必要です^^;

  • 40℃近い熱
  • 口腔内の水泡
  • 喉の奥の痛み
  • 倦怠感
  • 関節の痛み

○妊婦の症状

手足口病と同じです。妊娠初期から中期のひとは、感染しても心配ないそうですが、注意するのは出産直前のひとです!

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出産直前にヘルパンギーナの原因のひとつエンテロウイルスに感染すると手足口病と同じく新生児が感染し、稀に重症になり新生児が死亡する場合があるといわれていますからね。

手足口病とヘルパンギーナの感染経路と潜伏期間

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どちらも感染したときは、だいたい3~6日くらいの潜伏期間で発症するそうです。

感染する確率が高いのは、症状が強くでているときですが、しばらくウイルスは残るので注意しましょう。

回復後も唾液に1~2週間くらいウイルスが残り、何と便には1ヶ月ほど残るんです!

  • 飛沫感染・・・咳やくしゃみからの感染
  • 接触感染・・・タオルなどを共有することでの感染
  • 糞口感染・・・おむつ交換などからの感染

感染力が強いので保育所や幼稚園などですぐ広がります。それなのに出席停止扱いにはなりません^^;

子供が感染して熱が下がっても、お医者さんに相談してから通わせましょう!

手足口病とヘルパンギーナの原因

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どちらもウイルスに感染することで発症します。

夏に流行るのは、高温多湿を好むウイルスだからで夏バテなどで弱っているとかかりやすくなるからです。

○手足口病

手足口病の原因ウイルスは、コクサッキーウイルスA群や、エンテロウイルス71型などで、原因となるウイルスはたくさんありますが、毎年、主にコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71が原因ウイルスとなっているそうです。

しかし、ここ数年の爆発的な流行では、コクサッキーウイルスA6が原因ウイルスの多くを占めているといわれています。

  • コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71・・・熱がでない
  • コクサッキーウイルスA6・・・39℃くらいの高熱がでる

○ヘルパンギーナ

主な原因は、エンテロウイルス属です。

このなかでも、主にコクサッキーA型ウイルスがヘルパンギーナの原因といわれていますが、手足口病もヘルパンギーナも原因ウイルスが複数存在するので、毎年なる可能性がありますから気を付けましょう!

感染しないためには、栄養と睡眠を充分とり夏バテの状態にならないようにすることが一番です^^

手足口病とヘルパンギーナの治療

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手足口病もヘルパンギーナも特効薬はありません。インフルエンザのように薬が開発されてないんです。

なので、高熱を下げたり痛みを和らげたりなどの対症療法がメインの治療法になります。

大切なのは、夏場の暑い時期の病気だから脱水症状にならないよう水分を多く摂ること!

手足口病とヘルパンギーナの予防

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どちらも飛沫感染や接触感染でうつるので

  • まめに手を洗うこと
  • マスクをすること
  • タオルなどを共有しない
  • おむつ交換するときは注意する
  • 子供が残したものは食べない

など、ウイルスに接触しないようにすることが大切となります。

最後に

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では、最後に手足口病とヘルパンギーナの違いを分かり易くまとめてみます。

どちらも初期症状でのどに水疱ができるのは同じです。だから初期の段階での判断は難しいですが

  • 38℃以下の微熱で発疹が手や足に広がれば手足口病
  • 38℃以上の高熱で発疹が口内だけならヘルパンギーナ

どちらにしても大人が感染すると痛い目を見ますので子供を看病するときは、マスクの着用や手洗いうがいは念入りにしましょう!

子供も大人もヘルパンギーナに感染してしまったら喉越しのいいそうめんなどを食べるのがおすすめです。

手足口病でも、稀にのどの痛みがあるようなのでそのときも一緒です。のどが痛いからといって食べなかったりすると体力が落ち治りも遅くなるからキチンと食べましょうね^^

あと、妊婦さんで出産間近のひとは、できるだけ近寄らないようにしましょう!

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