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別名、流行性耳下線炎と言います。
小学生を持つお母さんでおたふく風邪になったことがない人は最も警戒しなくてはいけない風邪のひとつです。あっ!お父さんもですね^^;
大人がかかると重症化するといわれ、合併症になる確立も子供より高いのが大人のおたふく風邪です。
子供も症状は変わらないみたいですが、軽かったり症状がでなかったり合併症の発症率もだいぶ低いんだとか。(親としては少し安心ですね^^)
おたふく風邪はインフルエンザや風邪と同じくウイルス感染で発症します。ちなみに、おたふく風邪を発症させるウイルスは“ムンプスウイルス”。
感染経路はインフルエンザやロタウイルスなどと同じで咳やくしゃみでうつる飛沫感染や感染者の鼻水や唾液などでうつる接触感染が多いんですって^^;
インフルエンザと同じくらいかそれ以上にやっかい?なおたふく風邪について調べてみました。
よく耳にする「成人男性が感染すると精子がなくなる」についても調べてみましたのでどうぞ♪
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おたふく風邪は、感染しても症状が全くでない人が多いという特徴があり、感染した人の約30%はでないと言われています。
だから、学校で流行りだしても「ほっぺたが腫れてるかな?」くらいじゃ分かりません。痛みが出たり熱が出たりしないと血液検査しない限りハッキリ分からないそうです。
では、おたふく風邪に感染したときに出る症状ですが・・・
おたふく風邪に感染すると、まず、耳の下の“あご”あたりが腫れます。片側から腫れ徐々に両側が腫れます。
頬が腫れてから3~4日間がピークでかなり痛みが強くなるのが特徴ですが、4人に1人くらいは片側だけの腫れで済むとも言われてます。でも痛いのは同じ!
唾液がでるときに痛みが増す傾向があるので酸っぱいものは、見えるところに置かないようにしましょう^^
腫れがひくのは大体1週間から遅くても2週間と思っておけばいいです^^;
では次に、治療方法と合併症について触れてみます。良く聞く“精子がなくなる”と言われる真相にも触れてみます。
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まず、治療ですが、風邪に効く薬がないのと同じで特別な治療法はありません。
湿布と解熱鎮痛剤を処方され経過をみる程度です。基本的に、対症療法になります。なので、どうしても頬が腫れて痛いときは、湿布を貼るくらいです。
でもホントに気休めなのであまり効果は期待できません^^;
稀に高熱や頭痛、嘔吐などの髄膜炎を疑う症状がでると髄液液査で数日間の入院となり輸液療法をすることになります。
では、合併症ですが、1番怖いのが耳下腺が腫れて3~10日後に発症し高熱と頭痛と嘔吐の症状がでる無菌性髄膜炎です!
他にも、すい臓炎、腎炎、心筋炎、稀に感音性難聴になる可能性もあるので気を付けたいですね^^;
そして噂の「男性が成人してから感染すると精子がなくなる」の真相ですが、成人男性の2~3割に精巣炎、女性の約1割弱に卵巣炎になる可能性があると言われているからなんですね。
精子がなくなる噂はこの精巣炎からきているのかもしれません。まぁ、深刻な不妊の原因になることは少ないようなのでちょっと安心できるんじゃないでしょうか^^;
おたふく風邪ワクチンの予防接種が有効みたいですが、麻疹や風疹やポリオとは違い任意で受けるしかありません。そして、注意したいのは、病院により金額が違うことです。
予防接種を考えてるなら、必ず確認しましょう!ちなみに、金額は3千円くらいのところから1万円近くかかる病院もあるそうです。
稀にワクチンを接種して2~3週後におたふくのような腫れや発熱があるようですが心配ないと言われています^^
忘れちゃダメなのは、おたふく風邪に感染したら学校は休ませることです。疑わしいときも休ませましょう。
学校保健法で腫れがひくまで登校できないことが決まっていますので注意してください。
保育園・幼稚園も同じ扱いですよ^^;
いかがでしたか?子育てがひと段落してきそうな時期にやってくるのがおたふく風邪です。
心配なのは、毎日一緒に過ごすおたふく風邪に感染したことがない大人だと思います。
大人は重症化したり合併症になる確率も高いので本当に気をつけましょうね^^;
子供は比較的症状が軽かったり症状がでない子もいるようなので、合併症以外はそれほど心配する必要がないと思います。
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