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ただの下痢なのか?それとも病気?
この時期に、下痢が長いこと続いたりすると「ノロウイルスかな?」と疑って周りに感染者がいなかったかとキョロキョロして挙動不審になりませんか?
下痢は辛いですよね。因みに私も年中下痢に悩まされていますが、原因は、ずばり“お酒”です!
晩酌するときに、繊維質の多い野菜やサラダをつまみにお酒を飲んでいるのでお通じがいいのを通り越してほぼ毎日・・・です。
汚い話をしてごめんなさいm(_ _)m
でも、下痢は自分のようにお酒ではなく、ノロウイルスやロタウイルス、O157などの食中毒の症状でもありますので侮れません。
下痢の原因が食べ物?かもしれないし、でも、もしかしたら・・・
下痢になりやすい食べ物と言われるのは
特に心配ないものがこれら!
- 牛乳・・・大人に結構多い。牛乳に含まれる乳糖が原因
- ラーメン・・・インスタントのフライ麺に使う油の酸化や刺激の強い背脂系のラーメン
- アルコール・・・飲みすぎに注意。小腸で吸収できない水分が下痢に
- ミネラルウォーター・・・飲み慣れない硬水は下痢になりやすい
他にもたくさんあります。胃が弱い人は消化の悪い食べ物で、すぐ下痢しますからね。気をつけましょう!ちなみに、ダイエットにいいと流行った“○ントレックス”は下剤の成分が入ってるといないとか^^;
症状によっては疑った方がいいもの
- 牡蠣やアサリ・・・ノロウイルス、ロタウイルス
- 牛肉や牛レバー・・・O157
- 鶏肉料理・・・カンピロバクター
- 鶏肉や卵、豚肉・・・サルモネラ菌
季節別にみると
- 乾燥する冬場・・・ノロウイルスやロタウイルスなどの感染症
- 高温多湿の夏場・・・O157やサルモネラ菌などの食中毒
ノロウイルスやロタウイルスの感染と対処方法
微量のウイルスで感染してしまうほど感染力が強いのがノロとロタウイルスです。
この時期の子供や赤ちゃんの嘔吐物やおむつは適切に処理するのが重要で、万が一吐いたりして床に付いたときは、
- 手袋とマスクを着用し新聞紙などで嘔吐物を覆いビニール袋に入れる
- 捨ててもいいような布や雑巾で念入りに水拭きする
- 最後に台所用などの漂白剤を散布してしっかり拭きあげ消毒する
ちゃんと処理しないと残ったウイルスは乾燥して空気中を舞います。感染が広がるのはこのケースが多いので気をつけましょう^^;
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ノロウイルスやロタウイルスの予防は
ワクチンがまだ無いので、普段の予防が大切となります。正確にはロタウイルスの症状を軽くするワクチンはあります。が高額です。
では、予防ですが・・・
- ノロウイルスの感染者には絶対に近寄らない
- 牡蠣やあさりなどの二枚貝は食べないか、食べるときは生ではなく充分に加熱する。
- 手洗い、うがいを徹底する。特に手洗いは念入りにすることをおすすめします。
これらが一番の予防になります。生牡蠣はおいしいですが鮮度に関係なくノロウイルスが付着している可能性があるそうなの
で、加熱して食べるのがおすすめです。
そして、手洗いですが指の間や手首までよ~く石鹸で洗い水で充分に流すことです。
手洗いは誰でもできる一番の予防です。この時期は、インフルエンザ予防としても有効なので外から帰ってきたら“手洗いとうがい”の癖をつけましょう。
冬場は水が冷たく手洗いが不十分になりがちです。だからウイルスに感染するとよく言いいますが、まんざらうそではないと思います。
1人がかかると家族全員が発症することがよくあるので、感染を広げないために感染者とのタオルの共用を避けたり、処理に使用した手袋などはビニールに入れて口を閉じて処分するようにしましょう!
細菌性食中毒の種類と症状
腸管出血性大腸菌O157、カンピロバクター、サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌などが食中毒の代表的な菌です。
これらの菌に汚染されたものを食べてから症状が出るまでの期間を「潜伏期間」といいますが、病原体の種類により特徴があります。
- 黄色ブドウ球菌・・・食べて数時間後に症状が出ます。
- O157やカンピロバクター・・・数日してから症状がでる場合が多い。
細菌性食中毒は、食肉類が原因となって起こることが多いんです。
- O157・・・加熱不十分な牛肉や牛レバー
- カンピロバクター・・・鶏肉料理
- サルモネラ・・・鶏卵、鶏肉、豚肉
食中毒の症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、食欲不振、発熱などです。細菌性食中毒では、ノロウイルスなどのウイルスが原因のものと比べ、強い腹痛や便に血液が混じることがあるのですぐわかります!
食中毒の治療法
感染性胃腸炎になった場合は、インフルエンザのような抗ウイルス薬はないので、何度も吐き続けるようなら吐き気止め、高熱なら解熱鎮痛剤が処方されます。
注意が必要なのは、下痢止めの薬ですが病院で処方されるときは余程の時だと思います。回復を遅らせる可能性があるので飲まない方が良いんですよ。
一般的に症状がひどいのは1~2日で、その後は食欲も回復するのでそれほど心配しなくても良さそうですが、O157の場合は溶血性尿毒症症候群や脳症などの合併症で生命を脅かす可能性があることを知っときましょう。
最後に
下痢の症状を食べ物で見てみましたが、ウイルスだったり細菌による下痢だったりと、症状によっては早く対処しないといけないことがわかりました。
ただの下痢とは言え他の症状が出ることがあれば侮れませんね。様子を見て適切に対応することが大切だと思います。
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