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サルモネラ菌の症状と子供や幼児が感染しやすいクセ~予防方法は?~

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食中毒の原因に多いサルモネラ菌


サルモネラ菌による食中毒の症状は、急な発熱嘔吐腹痛下痢で特徴が風邪に似ています

熱は40℃ちかく上がることもありますが、吐いたりしても、まず風邪を疑ってしまいがちなのがサルモネラ菌による食中毒です

そして、小さい子供に特に多いのも、このサルモネラ菌による食中毒なんです

1歳から4歳までの子供の食中毒では断トツで、次いでノロウイルス、腸炎ビブリオ、病原大腸菌、ぶどう球菌、カンピロバクターなどとなっています

なぜ、子供に多いのかというと・・・サルモネラ菌は最も身近な菌だからなんです

サルモネラ菌による食中毒の症状や潜伏期間、予防について調べてみました

サルモネラ菌による食中毒の症状と潜伏期間


まず、知っておきたいのが発熱とともに激しい腹痛があるなら風邪じゃなく食中毒を疑ったほうがいいということです

サルモネラ菌に感染したときの下痢は、食中毒のなかでもトップレベルで血が混じることもあるのでビックリします!

サルモネラ菌に感染すると、半日から2日くらい経ってから、突然、激しい腹痛と下痢に襲われるのが特徴で、次に・・・

下痢が悪化し、水のような下痢になり高熱が出始めるので、この時点で「あれ、おかしいぞ」と思い病院に駆け込むひとが多いそうです

症状は、だいたい3日ほど続きますが、ほとんどの場合は点滴や抗生物質などで改善します

ただ、注意が必要なのは子供や高齢者などの抵抗力の弱いひとです。我慢したり自然に治ると思ってると・・・

菌血症を起こし重症化したり、稀に敗血症を合併し死亡することもあるらしいので、子供や年配のひとが食中毒かも?このときは、早めに病院に行くことをおすすめします

子供が感染しやすいクセは?


サルモネラ菌による食中毒は、食肉や鶏卵、乳製品などを食べて感染すると思われがちです

でも、イヌやネコなどのペット、カメやザリガニなどを触って手を洗わないで顔を触ったり食べ物を触ったりして口から感染するひとが多いのです

どちらかというと子供に多いのが、ペットなどから感染するサルモネラ菌の食中毒だそうです

小さい子供は、意識しないでよく顔を触るからです。そのクセが

もし、子供にこのようなクセがあるならやめさせましょう!

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でもクセは「ダメだよ」「やめなさい!」と言ってもなかなか治らないもんです。それならまずは手洗いとうがいを徹底するように言い聞かせることです

それだけでもかなりサルモネラ菌食中毒を防ぐことができます

サルモネラ菌による食中毒の治療


治療は、腹痛などそれぞれの症状を和らげる対症療法が一般的です。基本は自然治癒を心がけることです←体力があり健康なひとの場合

サルモネラなどの細菌性の胃腸炎は、整腸剤で腹痛を和らげたり下痢のときは脱水症状にならないように充分に水分を摂ることが重要になります

いくら下痢がひどくても、強力な下痢止め薬の使用はダメ!

下痢止めを使うと菌が排出されず回復が遅くなったり麻痺性イレウスを起こす可能性があるんです

菌を殺すために抗生物質が処方されますが、症状が改善しても少しの間サルモネラ菌は体内に残るので処方された分は飲むことが大事です

よく症状が良くなったから薬を飲むのを止めるひとがいますが、おすすめできません

それと、前に処方された抗生物質も飲まない方がいいんですって

※麻痺性イレウスとは、腸閉塞のことです。腸の動きが悪くなることで腸に貯まったものが流れなくなる病気です。

サルモネラ菌食中毒の予防


サルモネラ菌の感染は、ペットなどの動物からの感染に続き多いのが食べ物からの感染です(まぁ動物からの感染が多いのは子供ですが・・・)

食べ物からといっても、直接卵や肉を食べて発症するよりも、それらを使ったサラダやサンドイッチなどを食べての発症の方が多いそうです

なので、感染を防ぐために

これで、かなりサルモネラ菌の食中毒をかなり防ぐことができます

もちろん、調理したら早めに食べるのが食中毒の予防には大切だし、すぐ食べないならラップをかけるのも忘れないようにしましょう

最後に


気づかないうちに食中毒の環境はできていきます。これから夏場のお弁当も食中毒の原因になりますから注意が必要です

代表的な食中毒の菌は

症状はどれも、吐き気や嘔吐、下痢や腹痛などです

体調が悪いひとや小さな子供は命にかかわることもあるので、注意しましょうね

細菌が発生増殖する3つの条件を覚えておくと予防にもつながります

  1. 36℃前後の環境が最も細菌にとって快適!
  2. 水分の多いお浸しや野菜などのおかずは注意!
  3. お弁当のゴムパッキンの部分は要注意!

これからの時期、子供や自分のお弁当をつくるときは、充分注意しましょうね

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