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エボラ出血熱の症状 初期から末期まで分かりやすく解説

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エボラ出血熱の感染経路と怖さ

エボラ感染者が各国で確認され続けています。インドでも発見されました!

エボラウイルスは感染した動物に触れたり、エボラ出血熱の患者の体液に触れたり直接接触するとで感染し空気感染しないと言われてきました…

顕微鏡
でも、暫くしてアメリカの疾病対策センターがエボラウイルスが空気中を浮遊すると認めたんです。しかも2mも!

なので感染者の近くにいると感染する可能性があるということになります。

分かり易く言うと感染者の咳やクシャミでウイルスを含んだ咳が2m飛んでスタッフの衣類に付着し、それを触った手で自分の眼、鼻、口などを触れ感染する。ということです!

これって、空気感染?飛沫感染?じゃないの?

外人
国境なき医師団のノルウェー、フランス、アメリカの医師やスタッフが感染しましたが、何らかの形で患者に触れてしまったか飛沫により感染してしまったんです。

本当に怖いウイルスで志が高く専門知識を持っていても現地に向かうのは命がけです。

今だに終息する気配はなく感染は広がる一方ですから何時日本で感染が確認されるか、気が気じゃありませんね。

エボラ出血熱について初期症状から末期、治療薬や今後の予測について調べてみました。

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エボラ出血熱の初期症状

エボラウイルスが体内に侵入すると、まず細胞内に入り込み増殖します。そして増えた後、細胞を破壊する特殊なタンパク質を作りだすのです。これが、体内で悪さをはじめます。

この悪性のタンパク質は血管内で細胞に付着し、血管から血液が流れ出すようになります。これがエボラ出血熱と呼ばれる由来です。

エボラ出血熱で画像検索すると感染者の画像が出てきますが、口や目から出血したり皮膚が血豆のようになっていたり恐ろしい画像ばかりです。

また、発症するとインフルエンザに似た症状がでて脱力状態になる特徴もあります。
インフル
次に嘔吐、下痢、血圧低下、頭痛、貧血などが起きるようになっていきます。

この時、すでに出血の兆候が出始めている状態ですが、まだ初期症状なんです。

ここから驚く速さで進行します。

エボラ出血熱の末期症状

黒人 血
嘔吐、下痢、血圧低下、頭痛、貧血と出血状態となり末期になると意識が無くなったり、内出血や外出血が起きてきます。そして、昏睡状態になりショック状態から死に至るんです。

感染から死に至るまで10日くらいでしょうか。かなり早く症状は進んでいきます。これがエボラ出血熱の恐ろしいところです。

早く適切な処置をしないと助からないと言われているのはこれです。

エボラ出血熱に有効な薬

猛威を振るうエボラですが、日本の企業「富士フィルム」が開発したアビガン錠が効くと期待されています。

錠剤

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これはエボラ出血熱が世界の脅威となっている今、かなりの朗報です。

アビガン錠(ファビピラビル)抗インフルエンザ薬ですが、普通の季節性インフルエンザの治療薬としては承認されていませんが、パンデミックでのインフルエンザ治療に使用が許可されてるものです。

フランスなどではすでにエボラ出血熱の薬として使用されていますが、2014年末には正式にエボラ出血熱の薬として承認される見通しだそうです。

気になるのは、在庫ですが今のところ2万人分です。ちなみに30万人分つくる材料はあるそうです。

エボラ出血熱の今後の予測

米疾病対策センターは、西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、今の状態が続くとリベリアとシエラレオネの感染者は来年1月には、55万~140万人に達する恐れがあるとの推計を発表しています。

世界保健機関の発表では、死者は5千人以上、感染者は1万3千人を突破となっていますが、医療施設で適切な処置を受けられれば患者数は減り、流行は終息するとも予測されています。

エボラ出血熱の感染源

エボラ出血熱の元々の感染源が気になりますが、調査によるとコウモリやチンパンジー、ゴリラがウイルスを持っていたんじゃないかと言われています。
コウモリ
感染したコウモリやチンパンジー、ゴリラといった動物を人間が食べたり触れたりして感染したのが濃厚だそうです。

しかし、動物から人への感染は確認されていないという説や30例くらいの感染が確認されていると言う説もあります。

確認されていないものの、アフリカのカメルーン、中央アフリカ、エチオピア、ナイジェリア、ガーナ、ルワンダなどの地域で発生リスクがあると言われています。

エボラ出血熱の致死率と警戒レベル

致死率は50%から70%にあがりましたが、最大致死率は90%だと言われています。

警戒レベルは、世界保健機関が定めたリスクグループで最高レベルのグループ4です。

簡単に言うと安易に人から人へ感染し、有効な治療法や予防法がないレベルです。

  • グループ1
    ヒトあるいは動物に病気を起こす可能性の低い微生物。
  • グループ2
    ヒトあるいは動物に病気を起こすが、実験者およびその属する集団や家畜・環境に
    対して重大な災害を起こす可能性は殆どない。実験室感染で重篤感染を起こしても
    有効な治療法・予防法があり、感染の拡大も限られている。
    インフルエンザウイルスなど。
  • グループ3
    ヒトあるいは動物に通常重篤な病気を起こすが、普通ヒトからヒトへの伝染はない
    有効な治療法・予防法がある。
    黄熱ウイルス・狂犬病ウイルスなど。
  • グループ4
    ヒトあるいは動物に通常重篤な病気を起こし、容易にヒトからヒトへ直接・間接の
    感染を起こす。有効な治療法・予防法は普通得られない。
    エボラウイルス・マールブルグウイルス・天然痘ウイルスなど。

最後に

外国の子供
いろいろな情報をまとめてみましたが、調べたら調べただけ恐ろしいウイルスだということがわかります。身近に起こるかもしれないと考えると本当に恐いですね。

早くエボラ出血熱が世界的に終息することを祈ります。

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