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デング熱を媒介する蚊の種類は、やぶ蚊と呼ばれる黒い体に白い模様があるヒトスジシマカです
昔からいわれてますが、蚊は一番身近にいる厄介な“病気の運び屋”です。甘く見てはいけません
蚊を媒介する病気を調べると、メジャーなものばかりでてきます
フィラリアについては日本で完全に根絶しているので今では輸入感染症のようです
蚊を媒介とするデング熱などの予防や対策などについてまとめてみました♪
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この蚊が多く生息しているのは、樹木の空洞に溜まった“水溜まり”です。そこから半径100mくらいはウヨウヨいます
森や林などの自然に近いところでバーベキューをするとよく刺されるのがこの蚊です
デング熱で代々木公園などの公園が騒がれたのは、まさしくヒトスジシマカの絶好の住処になっていたからです
ヒトスジシマカは、別名“やぶ蚊”と呼ばれていて他の蚊に比べ痒みが強いことで知られています
これがヒトスジシマカです↓
寿命は、約1ヶ月です。デング熱を持った蚊が卵を産み孵化して成虫になってもウイルスは遺伝しません
ちなみに、アカイエカとチカイエカは寒さに強いので、成虫のまま越冬できます。だから日本脳炎の予防接種をするんです
デング熱の一番の予防は、刺されないことです。ですから、なるべく長袖長ズボンに虫除けスプレーなどを携帯しておくといいでしょう
昔からある蚊取り線香も意外に効果的です。臭いが気になるひとは、アロマのゼラニウムやラベンダーをアロマポットで炊くと蚊除けになります
庭などに水が溜まりやすい場所があるなら、十円玉をひとつ入れておくと蚊の幼虫の発生を抑えてくれ、結果的に蚊を減らせます
予防しても刺されるときは刺されます。痒みをすぐとる方法はアイスノンを患部に当てるか握ることです
脳は、痒みより先に冷たさを優先させるので痒みを感じなくなるんですって
まずは、初期症状として一般的には突然の発熱です。喉の違和感が表れたり鼻水など風邪に似た症状がでる場合もあるそうです
特徴として、はしかに似た発疹がでます
です。ワクチンが認可されてないので、治療は対症療法となります
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デング熱に感染してほとんどは、問題なく回復しますが、そのまま放置すると約1~5%は死に至るそうです
知っておきたいのは、稀に、出血や血小板の減少、血しょう漏出を引き起こし出血性ショックで命に関わることです
重症化すると26%もの死亡率になるそうです
なので、疑いがあるときはちゃんと病院で治療を受けましょう
デング熱の原因は、フラビウイルス科フラビウイルス属に属するデングウイルスです
このウイルスには4つの型があって、どの型によって発症するのかわかってないのです
しかし、フランスの製薬会社サノフィがデング熱を予防する世界初のワクチンの効果を確認したと発表しました
気になる実用化ですが、2015年を目指しているそうですが、日本で同時に認可されることはないと思います
でもパンデミック状態になったら早く対応せざるを得ないような気もします
念のため、知っておいてもいいと思うので雑学的にまとめてみました。興味があるひとはどうぞ
東南アジアで流行している日本脳炎は、主にブタの体内で増え、その血を吸ったアカイエカに刺されることで感染し脳などに影響するそうです
日本でも蚊が発生する時期に、関東より下の地域で発生したりします
アフリカや中南米で流行している黄熱は、感染したサルやヒトの血を吸ったネッタイシマカに刺されることで発症します
重症になると、腎障害や肝障害など多臓器不全を起こし黄疸が出たら致死率が高くなる怖い病気です
アフリカの子供をはじめ、東南アジア、オセアニア、中南米などにも多くの発生していて年間3~5億人の感染者と約200万人の死亡者がでています
感染は熱帯熱、三日熱、四日熱、マラリア原虫の4つでハマダラカに刺されて感染します
なかでも熱帯熱によるマラリアは悪性で日本でも年間数件の死亡が確認されています
刺されても痒いだけだし・・・たかが“蚊”だと思いますが、色々な病気を媒介させる厄介なのも蚊です
日本は、医療も進んでいますし比較的、衛生環境もいいので感染してもそれほど重症化することもないと思います
それでも、やはり小さい子を持つママや年配の方はちょっと心配した方がよさそうです
黒くて白い模様がある蚊が居そうな場所は自然が多い場所です。都会にはあまり居ないかもしれません
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夏休みのレジャーは特に気をつけたいですね