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赤ちゃんが1歳になるまでの50%2歳までに100%近く感染する
毎年、冬に流行するウイルス性の感染症で乳児の半分以上が1歳までに感染し2歳までに100%近く発症する感染症です。
厄介なのは、その後も再び感染を繰り返すのが特徴だからです。
乳幼児は特に注意が必要になります。風邪と同じ症状ですが、小さい子は重い肺炎の原因になりやすいので注意が必要なんですって^^;
RSウイルス感染症の症状は
RSウイルスに感染すると4~5日の潜伏期間のあと、38~39度の高い発熱や鼻水、咳などの症状が表れます。普通の風邪の症状と同じ症状です。
ただ、症状が悪化すると肺炎や細気管支炎など重症化しやすいので注意が必要です。
はじめてRSウィルスに感染した乳幼児の3人~4人に一人の割合で細気管支炎・肺炎になりかけ、100人に1人くらいの割合で呼吸困難などで入院するというデータがあるそうです。
そして、可哀相なのが細気管支炎のあと長い期間ゼイゼイする症状がでることです。小さい子は見ててホントに苦しそうなので替わってあげたいと思ってしまいます。
入院が必要になる子どもの多くは、生後半年未満の赤ちゃんに多いので注意して付き添ってあげてください。
- 38度以上の熱がある
- 呼吸が苦しそう。呼吸が浅い
- ゼイゼイ、ヒューヒューと息が荒い
- 発病後、数時間で急激にぐったりする
赤ちゃんにこのような様子が見られたら、できるだけ早く病院に連れていってください。
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治療法
発熱したときは冷やすのが一番ですが、高熱の場合はアセトアミノフェン(カロナール)などの解熱薬を処方されます。
ゼイゼイする呼吸器症状に対しては気管支拡張薬などが処方されます。どっちにしても対症療法の薬の処方です。
水分補給は特に注意が必要になります。
脱水症状になると、たんが粘って吐き出すのが困難になるのでスポーツドリンクか子どもが好きなジュースで水分補給してあげましょう。合併症で細菌感染が疑われる場合は抗生剤が処方されたりもします。
予防方法
厄介なのはウイルス感染なことです。だから家族内感染が高い率で起きます。
風邪やインフルエンザと同じく飛沫や接触により感染するので、たんなどの扱いには充分注意したほうがいいです。手洗いとうがいは徹底しましょう。
ほぼ100%の子どもが2歳までに1度はRSウィルスに感染すると言われているように感染力が超強いですので気を付けるしか手はありません^^;
最後に
乳幼児や小さい子どもは冬は目が離せないほど多いウイルス感染!
空気が乾燥する冬はウイルスが増殖するのはしょうがないと思ってできる予防を徹底しましょう(^○^)/
ちなみに、手洗いとうがいだけでも徹底すればかなりの確立でウイルス感染を予防することができますよ。
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