Sponsored Link
植物性乳酸菌は自分で作ろう
“植物性乳酸菌”の作り方は超簡単!自家製で植物性乳酸菌も豆乳ヨーグルトもどちらも作れちゃいます。これからの花粉症にも効果的です。
毎日捨てているものを有効活用すれば自家製の植物性乳酸菌は簡単にできるんです。さらに、豆乳を使えば原料が大豆なので植物性乳酸菌のヨーグルトができちゃいます!
なぜ、乳製品で作らないの?スーパーで売ってるヨーグルトを種菌にすれば簡単だし・・・
そう思う人も多いはずです^^; その理由があるんです♪
ここ最近、また注目されている“植物性乳酸菌”の作り方やそれを使ったヨーグルトの作り方や効果などまとめてみました。
腸にとってもいい善玉菌が乳酸菌
腸の中には、100種類以上の細菌が生息すると言われていて、重さにすると1㎏以上とも言われています。
この中でも、良い働きをしてくれる善玉菌の代表が乳酸菌です。しかも動物性より植物性乳酸菌がすごいんです!
乳酸菌の働きは、腸内の悪玉菌の増殖を抑えビフィズス菌などの善玉菌を増やすのが有名ですね。それぞれ分けてみると・・・
○動物性乳酸菌の種類
たくさんの種類があり、ヨーグルトによっても菌ごとに種類が豊富です。ピロリ菌の除去や抗アレルギー効果、有害物質の抑制や整腸作用がありメタボ解消効果などが有名ですね。
- ブルガリア菌
- LG21乳酸菌
- ビヒタスBB536
- ガセリ菌SP株
などです。ヨーグルトやチーズなどの乳製品に多く含まれているのが、これらの動物性乳酸菌です^^
○植物性乳酸菌の種類
こちらは、日本古来の食べ物“ぬか漬け”や”味噌”などに多く含まれているのが特徴です。
- ラブレ菌
- L・プランタラム
- T・ハロフイルス
- P・ペントサセウス
植物性乳酸菌の特徴は、食物繊維との組み合わせで摂れるのでがん予防、特に大腸がんの予防に効果があることです。
キムチやピクルスなどの発酵食品にも多く含まれるのも植物性乳酸菌です!
ラブレ菌は、京都のすぐき漬けと呼ばれる漬物の中から発見された乳酸菌で腸内残存率が植物性乳酸菌の中でもトップクラスだそうです。
市販のヨーグルトでカゴメからでてる“ラブレ”がこれになります。動物性乳酸菌より、植物性乳酸菌は腸内で長く生き抜くことができるので効果も高いんです。
腸で働くのは植物性乳酸菌
スーパーで売っているヨーグルトは、ほとんどが乳製品から作られる“動物性乳酸菌”です。
よく種菌に使うブルガリアヨーグルトなどのプレーンヨーグルトの成分を見ると乳製品となってますよね。
- 乳製品=動物性乳酸菌 なんです!
牛乳などの乳製品が最近あまり身体に良くないと言われているの知ってます。生クリームやヨーグルト、チーズやバター、アイスクリームは全て乳製品で毎日どれかを料理に使ったり、そのまま食べてますよね。なぜ?身体に良くないかというと、
- 子宮がん、乳がん、前立腺がんなど生殖器系のがんの原因
- 骨粗しょう症の原因
の可能性があるとハーバード大学の研究で発表されたからです。実は、日本でもしばらく前に厚生労働省が前立腺がんの原因に乳製品が関係してる可能性があると言ってたんですね^^;
とは言っても、動物性乳酸菌に効果が無いわけではありません。もちろん整腸作用や抗アレルギーなど同じ乳酸菌なので効果はあります。
恐らく過剰に摂りすぎるのがいけないんだと思います。
それと、動物性乳酸菌のほとんどが腸に行くまでに死滅しちゃいます。しかし、植物性乳酸菌は、胃酸などで死滅しないのでほとんどが生きたまま腸まで届くんです。
植物性乳酸菌は、身体に良い効果しかないので、乳酸菌の効果を効率的に得たいなら植物性乳酸菌の方がおすすめなんです^^
自家製植物性乳酸菌培養液の作り方
作り方は簡単だし普段捨ててしまうお米の研ぎ汁を有効活用するのでコストもかかりません。
○材 料
用意するのは4つだけ♫
- 米のとぎ汁 1ℓ(一番汁の濃いやつ)
- 黒砂糖 30g(とぎ汁の3%)
- 天然塩 10g(とぎ汁の1%)ミネラルが豊富なもの
- ペットボトル ※2ℓがおすすめ
これだけ!ほとんどが家にあるものです。買い足すとしたら黒砂糖くらいですね^^
○作り方
基本は、混ぜるだけです♫
- 米のとぎ汁を作る ※無農薬米にすること!
- とぎ汁と黒糖と塩をペットボトルに入れる
- 最低1日2~3回は、揺すったりして馴染ませる
- 夏場は、直射日光をさけ日陰に置く。冬場は暖かい部屋に置く
- 4~5日で完成!
こんな感じです↓
保存場所は、豆乳ヨーグルト用なら日陰がおすすめです。25~30℃が適温です。心配ないと思いますが40℃を超えるとダメなので注意しましょう。
Sponsored Link
夏場は早くできます。冬場は、ストーブの近くに置くとわりと早くできると思いますよ。色が黄色くレモン色に澄んできたら発酵が進んでいます。これが第一段階です!
だいたい3~4日で発酵が進み、ペットボトルを振ると粘り気があり泡が出れば発酵している証拠なので完成間近です。
キャップを開けると発酵したガスが抜けるので、臭いをかいでみましょう。りんごジュースのような匂いがしたら成功だと思って大丈夫^^
乳酸菌培養液の効果と用途
自家製乳酸菌は、豆乳ヨーグルトを作れるほかに美容や健康はもちろんですが、除菌や消臭効果もあります。ざっと効果をまとめてみたのがこれ^^
健 康
- 熱中症と夏バテ予防
- 口腔内の衛生や歯ブラシの除菌
- 体調維持
- 花粉症対策
美 容
- 化粧水でフェイスケア
- そのままか希釈してボディケアに
- ボディーやヘヤーシャンプーに混ぜる
料 理
- カレーやシチューなどの煮込み料理
- 豆乳ヨーグルト
- 醤油や味噌に乳酸液を加える
- ドレッシングに使う
台所の掃除や消臭
- シンクや排水口、台所用品の除菌と消臭
- ガスレンジやレンジフードの油汚れに
- 台所洗剤に混ぜて普段の食器洗いに
風呂や洗面所、トイレにも
- 風呂のタイルや排水口の防かびと消臭
- 風呂用洗剤に混ぜる
- 排水口の除菌と消臭
- トイレの除菌と消臭
その他
- 下駄箱や靴の除菌と消臭
- ペット用トイレの除菌と消臭
- カーペットの消臭と除菌、シミ抜きにも
- 生ごみの腐敗臭の防止と消臭
すごいでしょ!用途がたくさんありますね。霧拭きタイプの容器に入れとけば便利です。肉厚の頑丈な容器がいいですよ^^
豆乳ヨーグルトの作り方
さて、自家製乳酸菌ができれば次はヨーグルトも自家製で作ってみましょう。ヨーグルトファクトリーやヨーグルトメーカーがあれば簡単ですが、無くても簡単に作れます♪
○材 料
用意するのは、たった2つだけ!
- 豆乳(無調整)・・・・・・・1000cc
- 自家製乳酸菌(種菌)・・・・ 100cc(豆乳の10%)
※種菌ヨーグルトにカゴメのラブレでもいいです。
○道 具
これも2つだけ用意してください。
- 計量カップ・・・1個
- クリップ・・・・1個(強力なのがベスト)
豆乳パックそのまま使えば、衛生的だし余計な雑菌が入る心配もいりません。また、殺菌(熱湯消毒など)や容器を洗う必要もないし、さらに、そのまま置いとけます。
○作り方
さて作り方ですが、超簡単です^^
- 豆乳パックの上部を大きく開けます
- 計量カップで100cc豆乳を量り別にする
- 自家製乳酸菌(種菌)100ccを豆乳パックに入れる
- 豆乳パックの上部を閉じて、クリップでとめます
- 豆乳パックを揺すり豆乳と種菌を混ぜる
- 常温で数時間放置します
- 固まったらヨーグルトの完成です
※温度が高いと早く固まります。
- 放置時間の目安
春 約8時間 夏 約6時間 秋 約8時間 冬 約12時間
この時間はあくまで目安です。途中何回か揺すれば菌が混ざり早くできます。残りは冷蔵庫で保存すれば1週間以上はもちます^^
参考までにこちらの動画もどうぞ↓
最後に
最近、また注目されている植物性乳酸菌ですが、家で簡単にできます。一度作れば、何回も培養して増やすことができるので重宝しますよ。
ちなみに、乳酸菌の効果は、腸内環境を整えることでこれだけあるのです^^
乳酸菌の効果と効用
- 便秘改善
- ダイエット効果
- アンチエイジング効果
- 免疫力の向上
- アトピー性皮膚炎の改善
- 花粉症の予防や改善
- 肌荒れの改善
- 美肌効果
簡単なのでぜひ試してみましょう^^♫
Sponsored Link
おすすめ記事