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風邪じゃなかったら疑うのはあれです
子供が咳や鼻水、熱をだしたりすると最初に考えられるのが風邪?だと思います。
さらに喉が痛そうだったり、だるそうにしてたりすると尚のこと他の病気を疑わないで風邪と決め付けてしまいがちですよね^^;
「布団に入って寝ときなさい」なんて・・・でも、これ正解です!
熱が治まり発疹が出て初めて「もしかしてリンゴ病?」と疑います。ホッペが赤くなってきたら間違いないです。
このリンゴ病、健康な子供がなっても自然に治ります。しかし、大人にうつると大変です!妊婦さんならもっと大変なんです!
リンゴ病と分かっても学校は大丈夫?
まず感染を心配すると思いますが、幼稚園や学校に通う子供がリンゴ病になっても出席停止にはなりません。
感染力はそれ程強くないし、リンゴ病と分かったときにはすでに感染する力がほとんどなくなっているんですって。
まだ症状の出ていない潜伏期の間に感染力があって、発疹がでて顔が赤くなる頃には感染力がなくなっていると言われています。
だから出席停止や登校禁止の病気にはなっていないんです。
リンゴ病の症状と経過
発疹がでてホッペが赤くなる前に、発熱やのどの痛み、だるさなど風邪と似た症状がでるのがりんご病です。
しかし、症状がでない場合もあるので気づかないこともあります。発疹はウイルスに感染してから2~3週間経過してから現れ1~2週間続きます。
注意するのは、症状が治まっても入浴したり日光にあたったり、寒さなどの刺激で再び発疹がでることです。
基本、りんご病の治療はありません!自然治癒です。が、発疹のかゆみが酷いときは軟膏などが処方されることもあります。要相談ですね。
○感染から発症までの流れ
- 潜伏期間は7~10日くらいある※ここが感染力が強い期間
- ウイルスが血流に乗り全身に移動する
- 発熱や悪寒、頭痛、倦怠感などの症状がでる
- 発症後1週間くらいで顔(頬)や足に発疹がでる
- 発疹がでるころは、ウイルス感染はほぼしなくなる。完治!
リンゴ病といわれる理由は
そもそもパルボウイルスB19による感染症を発症したのがリンゴ病です。
その名のとおり、ホッペがリンゴみたいにまっ赤になることからこう呼ばれるようになりました。
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- 正式名はりんご病=伝染性紅班(でんせんせいこうはん)
普通は顔の両方が赤くなりますが、片方だけのこともあり、顔だけじゃなく腕や前太ももに赤い発疹がでればほぼりんご病みたいです。
リンゴ病に合併症はあるの?
健康な子供がなった場合は、ほとんど何事もなく自然に治ります。しかし、ごく稀に貧血や脳炎などの合併症もあるようです。
高熱が出たり元気がなくなるなど何か変わったことがあった場合は病院を受診しましょう。
注意が必要なのは、妊婦さんに感染すると胎児に重症の貧血が起こったり、流産する可能性があること!
お母さんは免疫がついているかも知れませんが、お腹の赤ちゃんは別です。お母さんの血液から胎児にうつる可能があるんです。
リンゴ病の免疫はほとんどの大人が持っている
大人の約50%がりんご病の免疫を持っているといわれています。
りんご病は幼児期から小学校にかけて流行り大半の子供がこのときに免疫がつきます。だから大人になるにつれ感染率が低くなるんです。
子供の周りでりんご病が流行りだしたら、ひょっとすると症状がでなくても子供は感染している可能性があります。
稀に免疫を持っていない大人がりんご病に感染すると子供の症状とは比べ物にならないくらい酷くなるので注意が必要です。
これについては今度触れてみます。
ちなみに、歩けないほどの関節痛と高熱や倦怠感が3~4週間くらい続くようです。
りんご病の治療と予防はあるのか
先程も言ったようにりんご病は自然に治るので、治療といってもかゆみ止めなどの症状に対する治療以外はありません。
生活にも制限はないです。ゆっくり休養をとるだけです。お風呂や運動も大丈夫ですが、体温が上がるとかゆくなるので注意しましょう。
インフルエンザなどの予防にワクチンが有効ですから、麻疹や風疹などと同じように予防接種があるのかと思うけど、現時点でりんご病に有効なワクチンは存在しません!
妊娠している人は、子供の周りや近所でりんご病が流行りだし発熱など風邪の症状が出たら気を付けましょう。
最後に
子供にとって、りんご病はそれほど騒ぐ病気ではないような気がします。
ただ、どんな病気も同じですが突然高熱が出たりしたら病院に連れて行きましょう。
妊娠中のお母さんはマジで気をつけましょうね!
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